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NEWCAとは

日本は、古来から木の文化であり、数千年の歴史を歩んできました。神社仏閣、神殿建築、公共建築のほとんどが木造建築でした。しかし、産業の発展で石炭や石油などを大量に消費し、また、建築においても鉄筋コンクリート造や鉄骨造が増えたこともあり、大気中の二酸化炭素の量が増加し、地球温暖化が急速に進行しています。森林火災や、集中豪雨・干ばつ・巨大台風など、異常気象といわれるものは、地球温暖化が原因とみられています。

このような中、温もりや暖かみがあり、昔から人々の生活に欠かすことのできない「木」。二酸化炭素を吸収・固定する森林が最大の温暖化対策として注目を浴びております。木は光合成により、二酸化炭素を吸収して、炭素を固定化し酸素を排出しながら成長します。伐採した木材を建物に利用すれば、その建物が使われている間は二酸化炭素が固定され、「まちに森林がある」効果を期待できます。また伐採後、植林すればまた二酸化炭素を吸収できます。木でまちに建物をつくると、二酸化炭素を減らすことができます。当協議会は、この循環を地域ごとで考え、新たな木造建築技術や地域産材の活用に取組み、森林整備と町興しを図り、地場産業の発展を積極的に推進します。

海外に目を向けると、英国・ロンドンで9階建ての集合住宅が実現するなど、木造の中高層建築物の事例が増えています。日本でも2000年の建築基準法改正で木造耐火建築物が可能になり、防火地域でも木造建築が可能となりました。都市部における4、5階建て木造プロジェクトも実現に向けて動いています。最先端の木造建築技術を確立し、その技術活用を中心とした先駆的な「都市(まち)と森林(もり)づくり」を構築し、全国に広く発信すると共に、海外なども含めた各地の先駆的な事例の収集にも取組みます。そして、行政、企業、民間、NPO等と全国各地でネットワーク化を促進し、次世代を担う木造建築の開発・推進を積極的に行ってまいります。